テーマ:雷電

雷電脚の付け根

ふGさんが書いてくれた脚の軸受けが見える写真をアップしました。確かにかなりごついもので、重そうです。 ところでこの様に脚を後ろで受ける形の軸受けは、この時期にかなり一般的に見られます。例えばP-51もこのレイアウトです。このレイアウトですと、脚を後ろにまがった軸だけで支えるので、軸も軸受けもかなり立派になります。 そしてこの後に…
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雷電の脚収容部

脚収容部もこの様にシンプルです。配線配管類は、基本的に収容部より後ろに収められているので、脚が入る部分は零戦の様にごちゃごちゃとしていません。しかし、この配線、配管は前下方から見るとかえって目立つのでプラモで再現すると良いアクセントになると思います。 この部分をみても零戦と比べてすっきりとした印象です。生産性、整備製を考慮したと言…
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雷電の車輪格納部

車輪収容部のレイアウトも零戦と似ています。 天井面にある大きい方の穴は、発動機架の下側取り付け部にアプローチするためのものです。 ここは本来蓋が付いていたはずです。そのためのネジ穴もあります。 その横の穴は、脚のロックをする鈎がある部分です。写真ではなにか管らしきものが顔をだしていますが、ロックする妨げになりますから、本来は無…
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雷電の足の先

雷電の主脚は基本的に零戦と似たレイアウトです。フォーク部分の車輪軸の位置には、脚あげ時ロック用の金具が付き、フォーク先端には胴体側車輪扉を押す金具が付きます。 さて、この扉を押す金具ですが、実際に扉を押す部分は写真で後方に倒れている棒の先端に付くローラーです。先端のローラーは失われているものの、棒はきちんとのこっています。棒の位置…
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モデルアート別冊雷電

今月発売のこの本も買ってしまいました。 正直なところかなり迷いました。内容としては昔の別冊とほとんど変わりなく、あえて買わなくても良いかなと。 購入を決めた理由は、佐藤氏のイラストです。ほとんどこれだけで買いました。(^^ 昔の本を持っていない場合は、なかなかお勧めです。POFの現存雷電の写真と取説からもってきた図面は、他になかな…
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ハセ雷電

とうとう発売されたハセの雷電を先週買ってきました。一般的なプラモデルとしては、かなり良い出来といえるでしょう。 しかしながら、基本形で間違ってしまった所もあります。一番目立つのが胴体下面のラインで、おなかが出ておらず妙にすっきりとしています。胴体を後方に絞っていくラインが、実機よりかなり前から始まってしまっているのです。ここを修正する…
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雷電遅れる

今日、航空ファンを立ち読みすると、なんと雷電の発売が9月になるとのこと! う~ん、一気に意気消沈です。 とはいえ、7月にはタミヤのP-51が出てきますから、しばらくはP-51の話しでもしようかと思います。 P-51は雷電とは違い、山ほど本が出ていますので資料に事欠きません。製造図面でさえネットで購入できます。 それでも面白そうな…
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米軍レポート

そろそろ7月でいよいよハセの雷電発売が近付いてきました。 さてTAICのレポートの後は、米軍のもう一つの資料に付いて書いてみたいと思います。 このレポートは、生産数の推定などを行っている地道なものでして、その生産数を割り出す作業は捕獲した書類や機体から割り出していくというものです。各テーマや各機体毎にレポートが作成されていますが、当…
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バリクパパンの雷電

雷電に係わる連合軍側資料として、手元にはTAICのレポートのほかにTAIUと米軍のもの2種類があります。このうちTAIUのものはバリクパパンの調査レポートで、日本軍が引き揚げたあとの飛行場周辺を調査した結果の報告です。 ここに雷電が製造番号の分かるもので3機出てきます。三菱3005、3026、3036号機がその3機で、添付写真は三…
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TAICテスト最後

ようやく終わりです。このレポートですが、最後の部分に31型とフロート付き、排気タービン付きの情報が書かれています。 31型は視界改善が行われ、30mm機銃を装備しているかも知れないというものです。フロート付きは、大きなフロートをみた捕虜から雷電に使われたという話があったというもので、これは強風なのでしょうね。 排気タービン付きは…
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TAICテストその7

ハセの雷電を作るためのモチベーション維持で書いているつもりだったのですが、結構長くて大変です。(^^ 一般機能 動力と関連装置: 動力は、一般的にいって満足いくものである。高温時でも低温時でも起動するのは容易である。エンジンは巡航時の回転数では上記した通りラフであり、排気温度計が高すぎる温度を示すまで混合気を薄くすることが唯一…
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TAICテストその6

ここからは快適性など、なかなかお目に書かれない貴重な評価項目です。 騒音と振動: エンジンはオートミクスチャーの設定による巡航時の回転数ではラフであるが、混合気を薄くすることで改善される。しかしこの場合には排気温度が許容範囲を超えて高くなる。振動は、大きすぎるものではない。この飛行機の操縦席(原文はPilot enclosure…
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TAICテストその5

さてまたしても続きです。本文2ページ目の一番下からです。この辺りから更に興味深くなってきます。張り付けたのは本文3ページ目です。 失速と失速の前兆: この航空機はクリーンかつダーティーに失速し、失速特性は失速に入る前兆が無いことを除けば優秀である。機首の落ち方は真っ直ぐでも、どちらかの主翼側にでも緩やかなもので、回復は非常に速く…
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TAICテスト4

今回は、そのまま翻訳してみます。今までの分も直に訳した方が良かったかもなんて思いましたが、内容はすべてカバーしています。では 上昇: 上昇角度は大きく上昇は非常に速い。上昇中の視界はこのタイプとしては通常のものである。エンジンとオイルの冷却は、優れている。新品のエンジンを搭載したため、連続上昇は実施しなかった。 様々な速度に…
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TAICテスト2

TAICレポートの本文2ページ目がこれです。一番上には、胴体下部に増槽、主翼に32kg程度の爆弾を装備でき、主翼の水密区間と操縦席後方の浮き袋で不時着水時に浮力が得られるとあります。 次が重要な飛行特性の部分です。最初にクラークフィールドで修理、組み立てが行われた後に飛行が行われたとあります。次に2回の飛行が実施され、飛行時間は3…
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TAICテスト1

TAICのテストレポートは、Generalから始まります。テスト対象の機体の説明ですね。ここには二一型は一一型に変更を入れ武装強化されたもので、400マイル+クラスの戦闘機と説明されています。 次は、防弾装備です。防弾鋼板は頭部に8mm厚のものがあるだけ他にはなく、風防は3/16インチの板ガラスが使われてていて銃弾で貫通するであろ…
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雷電 TAICレポート

TAICのレポートにある雷電は、日本でのイメージとは全く違ったものです。 最大速度は655km/5300mで、昭和19年の時点では世界最速の部類にはいります。操縦性については、ほとんど問題なく離着陸、特殊飛行も容易と評されています。問題となった視界も疾風よりよく、少し前方視界が悪いのも尾部が上がれば問題なしとしており、全般として良好と…
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雷電その1

さて雷電です。ハセガワから1/32で出るということもあり、しばらく色々と考えてみます。 まずはその実力値はどんなものだったのか、分かりやすい速度からみてみましょう。 奥宮・堀越著の零戦を始め、一次資料に近いものでは、322ノット/5450mというものが、二一型の最高速度となっています。これがどの様な数字かといえば、零戦五二型が3…
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