Me109の脚

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雷電から離れて脚の話となっていますから、ついでにMe109はこんな感じです。良く知られた機体ですし、脚まわりの構造も良く解説されていますね。
機体の防火壁下部に脚が付き、重量的にも有利な設計といわれていますが、この脚が事故の一因となったのも間違いありません。
Me109の事故数というのは、かなりの数だった様で空軍も問題視しています。似たレイアウトのスピットファイアよりも事故が多かったのも、これまた間違いありません。
この事故原因ですが、どうも離着陸時の癖が関係しているようです。失速速度近辺では機体がスウィングしやすく、ちょっと気を抜くと直ぐに機体が傾いたと書いているパイロットもいます。
このため機体がブレた時に着地すると、この脚のレイアウトと相まって事故に至るということのようです。
一方のスピットは、機体のぶれなどはなく離着陸は容易ということですから、ここが同じレイアウトの脚でも事故が少なかった理由なのだと思います。
Me109、格好が良いし好きな機体なのですが、知れば知るほど零戦以上に引退の時期を逃した不運な戦闘機だと思えてきます。加えて大戦中は事故の多い欠陥機と呼ばれても仕方がない様な運用実績です。
これで大戦に突入したドイツは、大変だったんだろうなぁ。

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この記事へのコメント

ふG
2011年11月30日 01:42
軽自動車に2リッターエンジンを積んだようなもんですもんね。空力、構造ともに刷新したF型あたりで、トレッドの拡大をやるべきだったんでしょうけど、メッサーシュミットは搭乗員のことは最初からあんまり考えていなさそうですもんね。F型は翼の脚庫の外側には何もないのですから、脚の延長だってできたはずなんですけどね。
ふG
2011年12月01日 22:37
F型で構造も「刷新」したというのは言い過ぎですね。
でもトレッドの拡大はやればできたと思いますけど。
KenG
2011年12月01日 23:37
F型は、やっぱり別機だと思います。
たしかにあそこまでやるのなら、トレッドの拡大くらい考えても良かったと思います。
一旦量産が始まり、戦局も厳しくなるとちょっとした変更も難しくなりますから、このタイミングが最後のチャンスだった気もします。

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