雷電脚の付け根

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ふGさんが書いてくれた脚の軸受けが見える写真をアップしました。確かにかなりごついもので、重そうです。
ところでこの様に脚を後ろで受ける形の軸受けは、この時期にかなり一般的に見られます。例えばP-51もこのレイアウトです。このレイアウトですと、脚を後ろにまがった軸だけで支えるので、軸も軸受けもかなり立派になります。
そしてこの後になると彩雲や烈風の様な回転軸を前後に通し、そこに脚を付ける形が出てきます。
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写真は、F6Fなので回転軸の方向等が違うし、レイアウトも違うのですが、まあこれを90度ひねった様な感じです。
このレイアウトのメリットなのですが、このF6Fを見ても分かる様に軸を両側から支えるため細くでき、そこに付く金具も立派とはいえそれほど大きなものではありません。F6Fのこの部分を目の前に見た時は、これで待つのかと驚きました。
つまり、このレイアウトは軸を前後(F6Fは左右です)から支える受けの部分さえ上手く設計できれば、後ろで軸を受ける形より軽く出来たのではないかと思うのです。

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この記事へのコメント

ふG
2011年11月19日 10:45
脚柱を挟んで両側に軸受を置くと、軸受にモーメントが係らないので小さく軽くできますが、そうすると普通の内側に折り畳む形式の場合、脚付け根の前縁側の翼構造を軸受を支えられる頑丈なものにしなきゃイケマセン。
受けた荷重は主骨格たる主桁に伝えなきゃイカンので、主桁に遠く、間に脚柱を収める切欠きがある前縁部を強固にするのは結構大変そうです。
それよりも、軸受はごっつくなるけれど主桁に近い後ろ側にシンプルで強固な箱構造を設け片持ちで支えたのが零戦、さらにごっつい軸受けにして主桁に直接取り付けたのが雷電、ということだと思います。
ここでも雷電は、零戦と比べたら多少の質量軽減よりもシンプルさを採っているといえますね。

すると烈風の前縁構造がどうだったのか気になるトコロです。翼骨格の平面図では零戦との顕著な差はないように見えますが・・・、恐らく直ぐ外側にある11番リブを頑丈にしているのでしょう。
彩雲は前後主桁の間に脚があるので両持ち軸受がごく自然にできています。(極端な三方転びはあるにせよ)
ここだけ見ると、F6Fは両持ち軸受を両方とも主桁に直接取り付けているので秀逸な構造といえますが、長い脚柱を前後に置けてしまう長大な翼と主桁位置あってのもので、次のF8Fでは世界一じゃないかと思えるごっつい脚付け根になっていますね。

ところでKenGさん、私からメール届いていませんでしょうか?新しいPCの設定がイマイチしっくりこず、メールの状況がよくわからなくて困っています。お助けを・・・。

KenG
2011年11月20日 00:01
メール、届いていません。こちらからも送ってみます。
脚の付け根は、やはりそうですか。脚で減った重量分を超えることなく、強度を確保した軸受けを設計できるかどうかが、ポイントと考えていたのですが難しそうですね。やっぱり内側に引き込むとなると後方だけの軸とするのが、無難なような感じがします。
ふG
2011年11月20日 08:02
メールありがとうございました。おかげで状況が分かり、解決しました。
烈風は、取説のブレーキ系統図あたりのラフスケッチによると、Bf109のエンジンマウントのような構造部材を主桁から前方に張り出させ、脚をぶら下げていたようです。
どのみちゴッツくなるのですが、この方が回転軸を細くできる分、前縁までの巨大さの割には軽いかもしれません。軸を細く出来ると、それだけで摩擦はグっと減りますから良いアイデアかも。脚回りはハインケルのマネでしたっけ。
零戦、雷電、烈風とみな構造が違うトコロを見ると、堀越さん、零戦式も雷電式も気に入ってなかったってことですが、烈風式は気に入ったのかどうか聞いてみたいですね。

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