P-51の資料

画像
手元にあるP-51の本をあれこれと読んでいますが30年前のものから最近のものまで、どれをみても明らかにおかしいという記事はほとんどありません。それだけ有名かつ資料が豊富だったということなのでしょう。
最近になって出てきた話としては、P-51Hは完成したものの米軍にあまり評価されず、機体細部も完成されなかったという点くらいでしょうか。この点に関連した話しとして、英軍の安全係数を取り入れた軽量型のHは機体強度の点から朝鮮戦争には導入されず、頑丈なD型を持っていったということが紹介されている本もあります。
さてお勧めの本としては、まず国内で手に入る新版「世界の傑作機」とエアロ・ディテール、軍用機メカでしょうか。世傑は有名機を扱うと今ひとつの内容のものが多いのですが、P-51は良くまとまっています。国内の本でもはずれがないのがP-51です。
洋書の場合にも平均点以上のものしか見た記憶がありませんが、写真は国内のものより豊富ですからその観点から選ぶのも良いと思います。そこでお勧めは、Air Commandです。これは第2次大戦のカラー写真集でP-51だけを扱ったものではないものの、カラー写真により当時の雰囲気がとてもよく分かるものです。
読み物としては最新のP-51本の一つ、Building the P-51 Mustangが損のないものだと思います。山ほど本が出ているなかであえて出すと著者がコメントしているように新たな発見のある本です。上記のH型の話もこの本に載っているものです。
マイナーなところでは、AJ Pressの506th FIGHTER GROUPもなかなかです。あまり紹介されない太平洋、しかも硫黄島に進出した部隊を扱っています。機首下面にVHFアンテナを追加し、操縦席後方には2本マストが付いて、大型増槽を板で押さえるという、ヨーロッパでは見られない装備のP-51Dの写真が多数紹介されています。
とにかくP-51についての本は、ひどい内容というものに出会っていませんのでどれを買っても、失敗というのはまずないと思います。ただし、あまりにも安い本は気を付けてくださいね。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック