TAICテスト最後

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ようやく終わりです。このレポートですが、最後の部分に31型とフロート付き、排気タービン付きの情報が書かれています。
31型は視界改善が行われ、30mm機銃を装備しているかも知れないというものです。フロート付きは、大きなフロートをみた捕虜から雷電に使われたという話があったというもので、これは強風なのでしょうね。
排気タービン付きは、19年11月に7機が排気タービンを付けることになっていたというかなり具体的な情報です。
米軍の資料には、雷電の生産状況を調べたものがあるのですが、これにはこの7機が日本側の輸送を記録した資料からもたらされていることが分かります。
しかし、こうやってみると雷電の問題点がなんとなくわかってくる感じがします。機体には特段の問題点はないわけです。

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この記事へのコメント

ふG
2011年06月07日 22:34
長期に渡る詳細な紹介、ありがとうございました。
いや~、雷電イイですね!
堀越さんの自信作だったということがよく分りました。
胴体の太さはやはり本質的な問題ではなかったということで。
返す返すも振動問題が尾を引いたのがザンネンですが、三菱設計陣がしかるべきときにFW190を見る機会があったら、ファンはそのままちょいと鼻を短くして早期に問題解できていたのではなんて、やっぱり夢想してしまいますね。
18年中にラバウルに送られて、ベテランたちが邀撃戦で雷電の強さ、良さ、特性を掌握していたとしたらなんて、つい想像してしまいます。
はやて
2011年06月08日 22:54
楽しく拝見いたしました。
雷電の米軍公表数値として671KMってのを良く見るんですが、あの数字って何なんでしょう?それと、自分もTAIC REPORTを読んでみたいんですが、入手方法を教えていただきたいです。
KenG
2011年06月08日 23:41
ふGさん
雷電、なかなかですよね。日本側での悪評は、エンジンの問題によるものという感じがします。振動、焼き付き、離着陸時の停止がなくなっていれば、随分と印象が変わったんじゃないかなぁ~と思ったりします。

はやてさん
米軍の資料に出てくる数字は、407マイルばかりで671kmに相当するものがありません。本当に、どこから来たのでしょうか?
TAICのレポートは、米国の友人から送られてきたもので入手場所は分からないのです。多分、どこかの図書館から手に入れているはずです。
アメリカのNARAとオーストラリアのNAAでTAICかTAIUで検索するといくつか出てきます。ここのコレクションは膨大なのでなかなか思った所へたどりつけず雷電のレポートもあるかどうか分かりませんが、おっというものに出会ったりしますよ。

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